「たられば」は結構難しいのですが、個人的に「おしかったなー」と思う１番のゲームがPONOSさんの「にゃんこ大戦争」。

トップセールスの最高順位は23位でダウンロード数は600万。

パズドラは現在、1,400万DLですが、昨年10月のテレビCMを開始する前は200万DL。テレビCMを打っていない「にゃんこ大戦争」の600万DLは充分凄い数字です。

でも推定売上はパズドラの100分の1以下。僕の個人的視点で見ると「にゃんこ大戦争」に不足している部分は「マネタイズ力」と「ソーシャル性」の２つ。

「ガチャ」と「Candy Crush Saga」のソーシャル性（リアルグラフで競わせる）を実装したら最低でも月商５億くらいはイケたんじゃないかと思う。もしかしたら50億規模になれたかもしれない。

ガチャのロジックはご存知かと思うので、省くとして、

「Candy Crush Saga」のUIは上記の通り、facebookの繋がりを利用して、マップに写真を配置。進捗具合を競う（煽る）ような感じになっています。「にゃんこ大戦争」も同じような日本地図UIなので、設定は可能でしょう。日本地図の後も２週目じゃなくて、世界に行くのが進捗感的にはベストだったと思う。

おそらく「にゃんこ大戦争」系のカードバトルモデルはどっかの会社が既に開発している気がするので、そのうち出てくると思います。本当はPONOSさんに作ってみて欲しいけど、作らないかもなぁ。

これを読む業界人以外の方は「なんでもかんでもガチャかよ」って思うでしょう。僕も思います。悩ましい。売上の上限上げようとするとエンディングも無くなっちゃうしね。

また、100億の可能性についてですが、「パズドラ」は「カードバトル」をプレイしなかった層に「カードバトルロジック」をリーチできたことも一因だと感じています。「パズル層」に。

「にゃんこ大戦争」は「パズル」でも「カードバトル」でも無い、また違う層。世界観も新しく、既存感が皆無だったので、凄いチャンスだったかなって。

ちなみに「にゃんこ大戦争」のベースは「Cartoon Wars」でLINEからも出ています。

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