サイバーエージェントの、スマホサービス怒涛のリリースラッシュを、マジで凄いと思っている件
4月25日より9月迄にスマートフォン向けのサービスを、28サービス提供すると発表しているサイバーエージェント。
参照:サイバーエージェント、新たに4つのスマートフォン向けサービスを追加提供 9月までに28サービスを提供し、「Ameba」との連携を強化
超縦長のディザーサイトが話題になってますが、これマジで凄いと思う。経緯、サービス詳細、収益計画の全てが見たい。と思っていたら、藤田さんのブログに「2013年中にスマホ四冠王を目指す!」とビジョンが発表され、なんとなく理解した。
四冠の内訳は下記の通り
1.メディア規模(PV、会員数)
2.ブランド力
3.技術力
4.収益
当初「大量にサービスを展開して、1個でも当てれば良いと思ってるのかな」と思っていた。でも上記のコメントを見る限り違う。
サービス単体では、マネタイズ等もあまり見てなく(もちろんサービス担当者ベースでは見てると思う)、スマホの全サービスを包囲して、サイバーエージェントの提供するサービスだけで、全て満たされるようにする、壮大な戦略だと思う。
たぶん費用等含めて本当にビッグな計画なんじゃないかと思う。
アメブロにしろ、先日独立が決まったVOYAGE GROUPにしろ、ソーシャルゲームのcygamesにしろ、サイバーエージェントはなんだかんだ黒字まで持っていった事業が多い。
だから収益化を考えずに、「よくわかんないけどリリースしている」といったことは、考えられないし、収益化まで持っていく力を持っている。
ここは完全に推測になるが、上記の戦略を考えると、
「スマホでヒットするサービスを企画しろ」
ではなく、
「スマホで全方位的にシェアをとって、マネタイズしていくから、考えうるスマホで展開されるサービスを全て企画しろ」
と言う形で、全体が1個の案件になってるんだと思う。
正直、俺が勤めている会社では(それなりに大きい)、この企画をボトムアップで通すのはかなり難しい。費用的にもかなりかかるし、全体規模がデカいだけに、マネタイズの計画もボヤけてしまう。
本来、サービス担当者はサービスの詳細の詳細まで考えるので、全サービスをそこまで把握するのは無理だしね。
おそらくサイバーエージェントはこの大きなプロジェクトを、経営陣からの指示で展開していて、各プロデューサーがそれぞれのサービスの詳細内容、マネタイズ化の計画を描いてるんだと思う。
ソフトバンクの孫さんの思い切った戦略もそうだけど、凄い会社はやっぱり「上層人」が積極的に動くのがポイントな気がする。
いや~、本当に凄い。このプロジェクトが成功するのか本当に興味あります。
個人的にはちゃっかり入れてきてる出会い系(ソーシャルマッチング?)のBoostと縁結びに注目していて、斬新さでは交換日記のwakkaに興味を持っています!
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