2013
04/14

続・渋谷ではたらく社長の告白

8年前、就職活動を行っていた僕はエクシングという会社の最終面接を受けるため、名古屋にある本社へ向かっていた。

新幹線の中で読んだ「渋谷ではたらく社長の告白」という本が最高におもしろすぎて、その日の面接で聞かれた「好きな本はなんですか?」という質問に対して、「渋谷ではたらく社長の告白です」と応えた記憶がある。

勢いだけでがむしゃらに頑張っていた藤田さん、まだモッサリとした堀江さん、カッコ良すぎる宇野さん。本当に引き込まれて「凄い凄い凄い、俺もこんな風になりたい、絶対に起業する」と思っていたことがある。株の仕組みだったり、上場企業の仕組みだったりとか強烈に興味を持ったキッカケもこの本だ。

自分自身10回以上読んでるし、まわりにも共有したくて当時(8年前)付き合っていた女子高生にも「これ読んでよ」と渡し、頭の悪い女子高生(留年しやがった)が、苦戦しつつも読んでくれていたのを覚えている。

更にその次の次の次くらいの彼女にも渡したら何故か返ってこなかった。最近、再度購入して、また別の子に貸しているが、2ヶ月経ってもまだ返ってきていない。

そんな僕の1番好きな本の続編「起業家」が発売。

多くの同世代企業が消えていく中、拡大を続けるサイバーエージェント。売上だけ見ると、順調に伸びているように見えるけど、ヒットしている事業(や投資による売却益)は移り変わっているし、今のAmebaスマホを見ても大勝負をかけているのは一目瞭然。

社長である藤田さんが、その過程で何を考えていたのかが描かれています。

創業者であり、社長であり、筆頭株主でもある藤田さんだからこそできた、大きな舵取りや決断も多いに感じ取れました。絶対無理じゃないだろうけど、正直雇われ社長だと、これは難しいのではないかと思う。

少しロジカルになった影響なのか、僕がそのフェーズに辿り着いてないからなのかは分かりませんが、個人的には「渋谷ではたらく社長の告白」の方が好きです。

是非、コチラを読んでから、

起業家を読むことをオススメします。

藤田さんとは何度かお話させて頂いたことがあり、凄いなーと思うのは、凄い数のある自社サービスや、他社サービスを、ご自身で全て触られております。新聞も本も漫画も読んでるし、夜は毎晩会食だろうし、ウイイレとかのゲームもやってる・・・なんでそんなに時間があるんだろうと、いつも思ってます。

藤田さんの見えているビジョン、思い切って舵を切れる決断力。それに加えて、社長のビジョンをなんとかと形にしてしまう社員の力。本当に凄い。Amebaスマホだって、正直かなり厳しい勝負だと思うけど、なんとかしてしまうかもしれない。

たまにサイバーエージェントのことブログでディスってごめんなさい。尊敬してます。

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