2012
07/26

就活を成功させるための8つのアドバイス

先日、大学3年生と話していたところ、「現在インターンシップのための面接を受けていて、3次面接まで通過している」との話を聞いた。今、インターンシップって3次面接まであるんですね。

企業としてはインターンシップの面接に力を入れ、優秀な学生を囲う。更に「インターンシップで、能力や適性を見て、本格的な採用時期に内定を出す」という流れでしょう。これだと、インターンシップ面接が事実上、面接開始となるので、これまで以上に「就活が早まる」ということになりそうですね。大変だ。。

僕自身、就活をしていたのは7、8年前の話なので、だいぶ記憶も薄くなってきましたが、学生への参考になればと、少しアドバイスをしたいと思います。

1.ビジネスに興味を持つ

まず、「なんでその会社に入りたいの?」って聞くと「やりたいことができそう」とか多いじゃないですか。もちろんそうなんですけど、ビジネスって甘くないんですよね。売上、利益とかをかなり意識しないといけなくて。

でも、学生生活で「売上」や「利益」に触れている人なんて、ほとんどいないだろうし、日経新聞とか見てもおもしろくない。自分と無関係の話なんだから興味なくて当然。

でも、就職活動するのだから、多少なりとも興味を持たないといけない。そこで僕はこの本をオススメします。

だいぶ古い本ですが、ビジネスのストーリーに関して、物語調で読みやすく書かれています。僕は大学時代にこの本に出会い、ビジネス、もしくは起業への興味が拡大しました。

「売上がどうのこうの」、「利益がどうのこうの」ではなく、「ビジネスは辛くて、楽しいんだ」「みんな色々戦ってるんだ」というのが実感できると思います。僕はこの頃から、芸能人よりも、経営者に興味を抱くようになりました。是非、一読することをオススメします。

2.学生時代に分かりやすい実績を作る

「今年就活が始まる」って人にはもう手遅れかもしれませんが、分かりやすい実績は大事です。

  • 部活頑張ってた
  • サークル代表
  • 成績優秀

等でしょうか。

やっぱり何もしていない人よりは目を引くわけで、人と違ければ違う程良いです。サークル代表なんかゴロゴロいるので、あんまり目はひかないですね。

僕の場合ですが、2つあり

・音楽ライターとして、音楽雑誌に原稿を書いていた
学生ながら雑誌に原稿書いてたんですよ。まずは、レコード屋(全国に何十店舗もある大型店)にあるフリーペーパーに記事を寄稿していました。フリーペーパーなので、自分で大量に持って帰り、自分の原稿部分を切り取り、別の雑誌の編集部に送る(売込)→更に仕事獲得という流れで何冊か担当していました。

・アフィリエイトサイトを保有していた
今も、美女ログAKB2chあんてなTHEあんてな等のサイトを保有しておりますが、学生時代からサイトを制作していました。

その中の1つはアフィリエイトサイトで、月に5,000円程の売上を上げていました。また、セガの「アーケードゲームの攻略サイト」も保有していたのですが、そちらは公式ページからリンクを貼って貰える程、多くのユーザーにご利用頂いていました。

上記は比較的「見える」実績なので、エントリーシートに「原稿」や「URL」を貼ることで、かなり目立ちます。エントリーシートで落とされたことは一度もなかったかと思います。

特に「就活のためにやった」わけではなく、自分の趣味として行っていたことが、実績に繋がりました。「就活のために」というのもキッカケとしては良いのですが、興味ないと続かないですし、おもしろくもないため、興味があることを何か実績として残せるように頑張ってみるのが良いと思います。

3.実績がどう役に立つが説明できるようにする

上記に実績について記載しましたが、「ふ~ん。そうなんだ」で終わってしまっては意味がないため、「その実績が御社に入った時、どう役立つか」を説明してあげないといけません。

「僕は学生時代、音楽ライターをやっていました。原稿を書くために楽曲のアピールポイントを分析し、読者の方に分かりやすく伝えることに注力しました。」

「これは、御社に入った後も、御社製品を世の中に伝えるためのプロモーション活動や、競合他社の製品分析の際に活かすことが可能です」

—————-

「僕は学生時代、アフィリエイトサイトの運営を行っており、月間5,000円の収益を出していました。WEBサイト制作のノウハウはもちろん、収益を上げるためのユーザビリティを学びました」

「これは、御社に入った後も、WEBプロモーションや、店舗内のポップ、商品配列等にも活かすことができます」

と、「実績」と「何に活かせるか」を上手く繋げることが大事です。

※短く説明するために、簡潔に書いてます。実際はもう少し工夫した場所や努力した場所を説明し、何に活かせるかも、各企業に合わて説明しました。

これは自己PRを聞かれようが、志望理由を聞かれようが同じことで、何か返答をしたら「それは御社に入った際に、こういった風に活かせます」とつけ加えないといけません。

ここが理解できている学生と理解できていない学生の差は非常に大きく、面接官の印象として「ふむふむ」となる人と「ふ~ん」となる人がいます。

このあたりは「面接の達人」という本にわかりやすく記載があるので、是非、読んでください。是非というか必読ですね。毎年新しいのが出ており、7年前とは内容変わっているかもしれないですが、そのへんはご了承ください。

4.決算説明会資料を見てみる

学生って会社知らないじゃないですか。SONYとか、docomoとか超有名企業は知ってるんですが、それ以外はサッパリ。有名企業ですら中身大して知らないと思います。だから、「よく知らないのに内定貰ったとこに入社して失敗した」ってあるんですよね。

上場企業の場合は決算発表時に「決算説明会資料」というのを出しているので、見ることをオススメします。「売上高」や「利益」、「注力している事業」はもちろんのこと、デザイン等で社風まで感じることができたりします。

(■参考:企画書作成の参考になる厳選5社の決算説明資料

数字が並んでるばかりと思いきや、マンガのように見れたりもするので、見て置いて損はないでしょう。「その会社で、自分のやりたい事業が実は大赤字で全体の足を引っ張っている」等の現実も、発見できるかもしれません。

ちなみに上記は上場企業と呼ばれる会社しか開示しておりません。会社のHPでIRと呼ばれているコーナーにある場合が多いです。(四半期では用意がなく、1年に1回の決算期のみ説明資料がある企業もあります)

5.平均年収を調べる

ぶっちゃけ収入って大事です。お金があると、心に余裕が生まれます。何故か僕は学生ながら、ここに目をつけ、年収ランキング等をよく眺めていました。セコイのかもしれません。

僕は二流、三流の平凡大学ですし、成績も全くよくなかったのですが、就職活動はしっかりと頑張りました。その結果、同級の学部内では学年で1位か2位の年収を貰っていると思います。

さて、ちょっと自慢みたいになっちゃいましたが(笑)、調べ方です。こちらも、上場企業は平均年収を開示しています。

Yahoo!ファイナンスの企業情報欄に平均年齢と平均年収の記載があります。ここを見て、「同業他社と比較してどうなのか」を見ると良いでしょう。雑誌で、年収ランキング等の特集も頻繁にあるので、そういった類も参考にすると良いと思います。

ちなみに、ホールディングス型(例えばスクウェア・エニックス・ホールディングス)の場合、グループ全体ではなく、持ち株会社である、数十人(しかも頂点なので、偉いオッサンのみしかいない親会社)の平均年収であり、一般職の年収ではない場合があるので注意が必要です。

また、平均年齢が低すぎる場合も注意が必要です。設立間もないIT企業等は平均年齢が若くて当然ですが、製造業や小売業等で平均年齢が若い場合、「長く続かなく、辞める人が多いため平均年齢が若い」といった状況が多々あります。一概に平均年齢が若いから学生が馴染みやすいとは言えないのです。

こちらは参考程度ですが、年俸制は月給制より給料が抑えられている感覚を覚えています。
年俸制は残業代がなく、退職金も無い場合が多いため、注意が必要です。(実際、年俸制じゃない企業も、数年たつと成果主義となり、残業代が出なくなるのが一般的です。これはサービス残業といった意味ではなく、能力が認められ、「成果の対価として払うよ」って位置付だと思います。すいません。詳細知りません。。。)

6.大企業に入ることをオススメします

また、ベンチャー企業や中小企業についてですが、正直、大企業に入ることをオススメします。よく、「ベンチャーに入った方が能力が身に付く」という話を聞きましたが、社会に出て6年たった感覚からいうとそれは間違いです。

やはり大企業の人間の方がスペックが高く、「この人しっかり考えてるな」と思うことが多いです。中小企業の人は「この人何しに来たんだろう・・・」「いきあたりばったりで動いてるな」とか思ったりします。

上記のことから、大企業の方がスペックが高い人間が多く、その人達と関わることで、自分も成長ができます。また、大企業の方が研修制度も整っており、受けたい研修を受講することが可能です。

ベンチャーに関しては経営陣は優秀なのですが、やはり採用活動には苦戦するため、経営陣以外はチャランポランが多いです。必至に操業しているために、部下にしっかり指導する時間もなく、新人が成長しにくいのではないかと思います。

「大企業だと歯車の一部になってしまう」といった話も良く聞きますが、僕の場合は現状そんなことはありません。歯車どころか1~2人のユニットで1つのプロジェクト全てを動かしています。(あとは関連会社や外注でサポートをお願いするといった手段を使っている)

7.その業種に未来があるのかを調べる

万が一、合わない企業に就職してしまった場合、転職という手段があります。正直、一度その業界に入ってしまえば、同業界内の転職はしやすいです。

しかし、注意が必要なのは業界全体が苦戦している場合です。業界全体が苦戦していると、全体の枠が減少しているため、他業種に転職するしかありません。転職は基本的に即戦力を期待しているため、異業種には移りにくく、難民になる可能性が出てきてしまいます。

そのため、確実に衰退してる業界への就職は見送ることをオススメします。今でいうと音楽業界や出版業界は結構厳しいかと思います。

見方として、上位10社程度の売上利益を見て、売上が上がっているか、利益が上がっているかを見ると良いかと思います(統廃合によって、売上、利益が成長したように見える場合があるため、そのへんは注意)。「音楽業界」「市場規模」等で検索しても良いデータが出てきたりします。業種(市場)は気にした方が良いでしょう。

皆さんの大学がどうかは分かりませんが、大学の教授や、就職活動担当は、このへんの「業界動向」や「会社の売上、利益、成長具合」に異常に疎い(うとい)気がしています。このあたりは、株をやっている人や、経済誌を読んでいるような、数値に詳しい人にアドバイスを仰ぐのが良いかと思います。

8.レバレッジが効く業種に就くべき

僕の職業は企画職(プロデューサーやディレクター)です。主に有料のWEBサービスを作成し、プロモーションを行い会員を拡大、売上を上げ、利益を出します。

何が言いたいのかというと、社員1人あたりの売上を、数千万、数億円にすることが可能な職業に就くべきです。

例えば美容師さん。美容師さんは髪を切ってお金を得ます。

ただ、1日に切る人数には限界があり、単価が1万円で、1日に7人まで切れないすると、
どんなに頑張っても1日7万円の売上です。そうすると、自分の得られる報酬も最大で7万円になってしまいます。

しかし、僕の職業はコンピュータが自動的に動いている部分が多いため1日100万の売上を上げることが可能です。そうすると僕の得られる報酬も最大で100万円となります。

「稼げる」ということに特化している訳ではないのですが、大きいビジネス、広がる可能性等、いろいろな要素を含めて、何かしらレバレッジをかけれることができる業種が、仕事として「おもしろい」し「稼げる」のではないかと思います。

5.の平均年収を調べると近しいのですが、「頭を使って稼ぐ」職業を僕はオススメします。

※ちょっと言い方が悪くなってしまっておりますが、美容師さんは、人の魅力をUPさせる素敵な職業だと思っておりますし、馬鹿にする意図はありません。ただ、僕個人は、「魅力」や、「収益性」を考えると、レバレッジのかかる職業をオススメするということです。

 

僕は、就職活動に成功し、やりたい仕事をし、時分の能力を発揮し、満足のいく報酬を得ることができています。この記事を読んでいる方々にも、そんな素敵な未来が訪れることを願っております。

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