会員5,000万人を突破し、絶好調のチャットアプリLINE。気持ちを表現しやすいスタンプも人気の秘密ですよね。

このアプリには、イラストをスタンプのようにチャット相手に送信する機能がある。あらかじめ登録されているイラストもあるが、イラストのバリエーションを増やしたいときは数百円でイラストを購入することも可能だ。そのイラストに関するウワサが当編集部に入ってきた。企業がイラストをアプリ内で配信するには、約1000万円必要なのだという。
（引用：ロケットニュース24）

1,000万。結構高いですね。現状、配信数も少ないため、目立つという意味では狙い目かもしれません。ドラゴンクエストのスタンプが 1日で最高660万回送信されたとのことなので、認知という意味では良いですよね。

ただ、キャンペーンページ等への同線が無いため、広告効果として明確に考えると結構微妙。既にある程度の認知があるキャラクターやブランドが、再認知として、出稿するのがベストじゃないでしょうか。

気になるのは有料スタンプも1,000万かかるのかという点。仮に企業に入る収益が（アップルやＬＩＮＥの手数料も入る）１つあたり100円だったとすると、10万個売れないといけない。実際有料で10万人という数は非現実的な数値で、ブレークイーブンポイントに到達しないと思われる。

LINE側としては、やはりプロモーション費用的な位置づけで、スタンプ単体でサードバーティー（スタンプを提供する企業）に稼がせるという考えはなさそうということが考えられます。

今後、ゲーム等の配信も始まると思いますが、サードパーティーとの付き合い方にも注目です。