2012
07/24

Aiming(エイミング)が設立1年で合計21億円も調達している件

Aimingは、本日(7月24日)を払込期日として、ジャフコの運営するジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額6億円の調達を行ったことを明らかにした。これにより、資本金は10億6000万円(資本準備金10億5000万円)となる。
(引用:Social Game Info

Aimingという会社。僕は期待もしているし、なんか怪しいとも思っている(笑)

今回6億円の資金調達をしているが、実はこの会社、設立直後に3億、その3ヶ月後に12億の資金調達を行っており、今回の6億を含めると総額21億円も調達しているのだ。

昨年の未公開ベンチャー資金調達ランキングにも8位にランクインしている。
(画像引用:Venture Now

期待している点と、怪しい点含めて簡単にご紹介。詳細知っている人いたら、教えて欲しいくらいなんだけど(笑)

日本のオンラインゲーム市場を牽引して欲しい

僕はGREEやmobage等のモバイル系ソーシャルゲームは詳しいが、PCのオンラインゲームはサッパリだ(笑)そんな乏しい知識の中からお話をすると、かなり大きくなったモバイルオンラインゲーム市場と比較して、PCの国内オンラインゲーム市場は3分の1程度とかなり小さいように思える。
(参考:市場規模は4200億円。JOGAが2011年オンラインゲーム市場調査を公開/Gpara.com)

しかし、世界的にはかなり大きいことが予想され(1~2兆円)、現状はDiablo3のBlizzardを中心として、アメリカや韓国の企業が活躍しているように思える。日本で有名な企業はネクソンやNHN(ハンゲーム)等になるのだと思う。この2社は韓国系っちゃ韓国系。なので、純国産のAimingのような新興企業が活躍してくれたら嬉しいなと思っている。

設立経緯が不明 ONE-UPとの関係は?

ONE-UP株式会社は6月1日、代表取締役社長の椎葉忠志氏が5月11日付けで退任し、新社長として中元 志都也氏が就任したことを明らかにした。椎葉氏は、同日付けで同社を退社し、6月1日より新会社株式会社Aimingを設立。初代代表取締役社長に就任している。

前ONE-UP代表取締役社長で、現Aiming代表取締役社長の椎葉忠志氏
椎葉氏は、ONE-UPの代表作である「ブラウザ三国志」や「戦国IXA」などを手がけ、今日まで続くブラウザゲームの火付け役として知られる人物。椎葉氏はONE-UP退社の理由について、「新たな変化の時代に大きな新たな挑戦をするため。ゲーム産業のトレンドや潮目の変化、スピードについて行くために、即断即決できる環境が必要だと考えた」と述べている。

椎葉氏が設立した新会社Aimingは、ベンチャーキャピタルの出資を受けて設立された独立系のゲームデベロッパー。主たる事業はPC、スマートフォン向けのオンラインゲームの開発で、そのほかにも運営事業やパブリッシング事業も行なうとしている。

ONE-UPは今後もオンラインゲーム会社として存続するが、主要な開発スタッフはAimingに転籍し、実質的なオンラインゲームの開発業務はAimingに全面移管する見込み。既存タイトルでは、「Blade Chronicle」の開発/運営事業をAimingに移管するほか、ONE-UPで開発を進めていた未発表の大型オンラインゲームも移管する。「ブラウザ三国志」については今後も開発ディレクションを担当するとしている。
(引用:GAME Watch)

なんかスッって入ってこないんだよね。「ONE-UPの社長がスタッフ全員引き連れて辞めた」と読み取れなくもない。しかもONE-UPAimingに出資していないようにも思える。

あくまで、この記事を読んだ個人的な感想なので、なんとも言えないのだが、そのままONE-UPにいてもできたんじゃないかなぁ。謎にONE-UPも解散してないし。。それをあえて、別会社にするってのは何か揉めたような気配もする。

経緯の説明も不足しているので、ちょっと気になる。。

 21億円の資金調達額は多すぎないか?

設立からわずか1年で21億円。「ちょっと多すぎないかな」と思う。市場の大きいモバイルオンラインゲームですらgumiが総額27億円といったところだ。しかもgumiの場合、最後の20億調達時には既に年間10億程度の売上規模を誇っていた。収益メドが立ってからのドライブ資金(レバレッジをかけるための資金)だと思って良い。

モバイルに比べ、PCオンラインゲームの方が資金が必要なことは理解できるのだが、それにしても多い気がする。そもそもスタッフが多すぎる。

売上や利益を見ていないので、なんとも言えないが、この会社がどこを目指しているのかが非常に気になる。PCで勝負かと思えば、何故かApp Storeにゲームを投入してきたりもしているので。通常のカードバトルではなく、独自性要素もあるので、ゲーム性自体は評価しているのだが、「PCで思うように収益が上がらないので、儲かりそうなスマホにきた」のだとすれば残念でもある。

普通のSAPになってしまっては魅力としては半減するし、可能ならPCゲームで、頑張って欲しいなと思います。もう今までの15億は使っちゃったのかな。。

いきなり15億調達できたのも何か理由があると思うんだけどなぁ。何に使ったんだろう。オンラインゲームの開発と運用コスト知りたい。戦国IXAとかの売上も知りたい。。

PCオンラインゲーム市場すっごい興味あります。これから凄い伸びると思うんだよね。

 

予想ばっかりの感想記事で申し訳ない。。

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