2012
06/10

大学生らの自殺、初の1000人突破 就職失敗による自殺者は150人

平成23年の自殺者は3万651人と、10年以来初めて3万1千人を下回ったが、一方で就職活動の失敗を苦に10~20代の若者が自殺するケースが目立っていることが8日、政府が公表した24年版「自殺対策白書」で明らかになった。

白書によると、23年の大学生などの自殺は、前年比101人増の1029人で、調査を開始した昭和53年以来初めて千人を突破した。内閣府は「雇用情勢の悪化」を一因に挙げている。警察庁の統計では、「就職失敗」による10~20代の自殺者数は平成19年の60人から23年は150人にまで増加している。

大学新卒者の就職率(4月1日現在)は過去最低だった23年の91・0%から24年は93・6%と4年ぶりに上昇したが「改善とまではいえない。実際に80社以上申し込んでも内定が得られないという学生もいる」(大学関係者)。

全国自死遺族総合支援センターの杉本脩子代表は「何度も落ちることで次第に追い込まれ、『自分には価値がないのではないか』と孤立感を深めていくのでは」と分析する。
(引用:産経新聞

学生の自殺者1,000人。これはいくらなんでも多すぎると思う。

社会に出たらブラック企業なり、なんなりストレス凄いと思うけど、学生の段階でそんなに苦しんでいる人がいるとは。就活の原因は150人程度だから、異常に多いとは言えない割合なのかもしれないけれど、不況でなかなか採用して貰えない今、自殺しないまでも、悩んでいる人は多いよね。

ちょっとデータが古いんだけど、日本は世界的に見ても自殺者は多いみたい。

就活の体験談として、俺は一生懸命やった。三流大学なためか、まわりの皆が就活に対する意識が薄く、なかなか動き出さない中、1人で頑張った。

インターンも2社行ったし、エントリーは150社程度。実際に説明会含め参加したのは50社程度。学生ながら、ちょっと特殊な実績を持っていたので、内定も複数社貰うことができた。

あくまで個人的な考えだけど、日本でいくつかマズいと思う問題点を考えてみた。

就職への意識が少ない

学生生活の中で、「就職」を意識させる出来事が異常に少ないように思える。変な話、授業よりもアルバイトの方が就職を意識することができる。淡々と勉強して過ごしてたり、のほほんと学生生活を過ごしてた人にいきなり「就職活動しろ」と言われても、ピンと来ないのが現状ではないだろうか。

どんな人が「就活に対する考えが高いのか」と考えた際、学生ながらWEBサービスを立ち上げていたり、イベントを主催している人が、企業についてよく知っていて、積極的に就職活動をしているように思える。

国なのか、大学なのか分からないけど、就職に対する意識づけをもっとスムーズにさせるべきだと思う。例えば皆が使っているであろう、facebook、mixi、GREE、mobage、twitter等のインターネット関連サービス。運営会社の資本金がいくらなのか、売上と利益はどのくらいなのか、社員が何人なのか、平均年収はいくらなのか、新卒採用はどの程度あるのか。こういった入口から説明をすれば、すんなり興味を持てるのではないかと思う。パナソニックが8,000億円の赤字で7,000人リストラとかも、危機感として知っていた方が良い。

特に「平均年収」や「平均勤続年数」とか、知っておいて損はないと思う。実際、誰も教えてくれない。当然ながら競争なので、高い給料を貰う人もいれば、とっても低い人もいる。働きやすく、勤続年数が長い会社もあれば、ブラックで短い会社もある。このあたりの感覚すら学生は持ち合わせていないように思える。

4年制の大学等、4年もあるのだから、そういった知識を付けさせる場を用意するべきだと思う。

ちなみに俺はサイバーエージェントの藤田社長の「渋谷で働く社長の告白」を読んで、就職(というか経営)に対する意識が急激に高まった。きっかけは何でもよく、すんなり学生に響く、社会人としての意識を高めてあげる施策があったら良いなと思う。

セーフティーネットとか言ってる場合じゃない

日本は本当にヤバい。SONYや、パナソニックだって、潰れたり、外資系企業に買収されたりしても全くおかしくない。就活が難しくなってるのも、企業の業績(というか日本の景気)が悪いからだ。

今は生活保護問題が話題だが、正直、苦しい人を保護している余裕は無いのではないか。生活保護なり何なり、セーフティーネットって稼いでいる企業や、人から、お金を捻出しているんだけど、稼いでいる企業が間違いなく減ってきている。日本国内だけでお金が回る時代はもう終わっていて、海外からお金を稼がないといけない。世界で活躍する企業が無いとダメな時代になっているのだ。

だから、調子の良い企業(例えばソーシャルゲーム)が世界に出ていくために、国が全面的にバックアップしたりするべきだと思う。韓国のサムスンとか国が全面的にバックアップしていて、サムスンのための法律みたいのがあるとも言われている。生活保護等を一時的に全面的にカットしてでも、そういった企業にまわすべき。

長期的な話になっちゃうけど、日本企業が世界で勝てるようになってくると、お金に余裕ができ、就職もしやすくなるし、セーフティーネットも充実させることができる。このままだと、日本全員共倒れになり兼ねない。一時的ではなく、長期的に見る必要は間違いなくあるのではないだろうか。。

下を見る

俺もよく「死にたい」と思う。気軽に言っている感はあるが、ストレスが貯まって思うこともあれば、やりたいことがイマイチ見つからない脱力感で死にたいと思うこともある。実際、1度も「死にたい」と考えたこと無い人っていないんじゃないかな?

そういう時って「自分より下だと思う人をみる」ことも大事だと思う。「見下す」ことが良くない事なのはわかってる。けど、自殺するよりは良い。「例えば仕事がない」ことなんて、外国で「時給50円くらいの人」いっぱいいるよね。本当にゴハン食べれない人もいる。それに比べたら時給800円のコンビニバイトなんて天国みたいなもん。

ルックスだって自分よりブサイクな人いるだろうし、性格だって悪い人もいる。体調だってなんだって・・・・身近な人だけ見ていると、劣等感に襲われる時があるけど、悪い環境にも関わらず、頑張って生きて、楽しんでる人もいるんだよ。

下を見るのは時には大切だなって思う。

 

日本企業が世界で活躍して、そんな企業に入社するのが楽しみで仕方ない学生が増えて、セーフティーネットも充実する。そんな時代が俺の生きてる間に来たら良いなと思います。

※画像引用:内閣府資料

人気記事

    None Found

経済ログ最新記事

  • No items

コメント

comments