2013
07/13

PF別でAppStoreの売上が1番になったKLabの決算 GREE5.3億、mobage11億、AppStore11億

KLabの決算が発表されました。

3Qだけ見ると売上37億、営業利益1.9億となっており、更に運用中ゲームの再評価ということで2.5億の特別損失を計上。結果1.7億円の純損失となっております。

1番気になる赤字(営業損失)の部分ですが、5月にコスト削減により単月黒字化したとのこと。

売上は横ばい。業界内では「ラブライブ!ラブラウイブ!」となっておりますが、ラブライブの売上効果はありつつも、資料にある通り、コスト削減を頑張っているのだと思います。

GREE、mobageの各々の売上を抜いて、AppStore売上高がトップになりました。GREE、mobageの合算値(ブラウザ)と、Google Play、AppStoreの合算値(ネイティブ)だと、まだ及びませんが、最短で翌Qでネイティブが上回るかと思います。

個人的には、Klabのようなブラウザ系SAPが、完全に(上手く)ネイティブにシフトするというのは、大きなポイントだと思っています。D2C、コロプラ、アプリボット、ポケラボ等はネイティブ専業のようなものですからね。

グラフから察するにAppStoreの売上は四半期で11億。増分で見るとラブライブの売上は月間1~2億といったところでしょうか。

資料でも示している通り、ネイティブシフトが明確なので、今後はネイティブ銘柄と言って良いでしょう。

財務状況ですが、

第3四半期累計で、赤字なので、当然のように順調とは言えません。

財務諸表を見ると、キャッシュ、売掛金等の流動資産が61億に対して、短期借入金(返済期日が貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に到来するもの)が39億円もあります。

もちろん増収増益を続けることができれば、長期借入に移せる可能性はありますが気になる部分です。1回単月黒字になった程度だと正直怪しすぎる。被せて特損計上してるし。

もうあとはヒットを作るしかないですね・・・。限られたリソースでどんなタイトル作るかがポイントになってきた。

正直ラブライブ程度の売上1本で上場起業を支えるのは無理だから、まだまだ厳しい状況は続くと思う。なんかスマホゲービジネスがマジでギャンブル要素増えてきてヤバい。

グラフ(価値のあるID)持ってないとマジでキツい。

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