ドリコム決算 3億円の赤字転落は厳しいが、ブラウザからネイティブシフト推移は悪くない
ドリコムの2014年3月期第1四半期決算。
上期予想をトントンから経常損失3億円に変更。う~ん。赤字は正直厳しい。。
売上も横ばいではなく、四半期で約2.5億と、結構な角度で下げています。
タイトル別売上推移を見てみると、ブラウザゲームが相当落ち込んでいます。目視ですが四半期だけで15億から12億といったところでしょうか。「ソード×ソード」や「ドラゴンドライツェン」の売上が3億もなさそうですね。3タイトル合計で月1億切っているレベルか。もっと稼いでいるかと思ってた。
ただ、ネイティブの「神縛のレインオブドラゴン」「Reign of Dragons」の売上は順調に伸びており、四半期で1.5億増といったところでしょうか。
ブラウザで売上3億減って、ネイティブで売上1.5億増。全体では減ですが、個人的には悪くないと思います。
「神縛のレインオブドラゴン」は国内で50位前後とまずまず(もしくは少し残念)な位置。
アメリカではなんと9位。これは凄い。
「ネイティブアプリを1本でヒットさせ、海外でトップ10に食い込む実力」は評価して良いかと思います。
人員のネイティブシフトも順調なようです。年内に69%の人員がネイティブですか。
SAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)の中でもブラウザからネイティブシフトは上手くいかない会社も出てくるかと思われます。新たにネイティブ人員を採用しすぎて固定費が増加し、首が回らなくなったり。
もし、ここが上手くシフトし、固定費の増加が無いのであれば、かなりの好材料です。
リリースが遅れたことで、上期の売上を下げてしまった「ファンタジスタドール ガールズロワイヤル」ですが、これは確かにヒットの可能性を秘めています。アイマス、モバマスに続けるのか注目です。
売上予測も3Qからはブラウザ、ネイティブシェア逆転の見込み。現状の数値を見ていると現実的な気がします。
赤字転落はかなり厳しいですが、ネイティブシフトという厳しい環境で見ると、健闘しているように思えます。
業績に大きなインパクトは無いかと思いますが、「ファンタジスタドール ガールズロワイヤル」のリリースで、KLabのラブライブリリース時のように株価が上がる可能性はあるので、株買っておいても良いかもしれません。でわ。
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