2012
05/13

ドロップシッピング大手の株式会社リアル社長が逮捕され、リアルマーケット、リアルドロップシッピングがサービス停止してた

俺も以前、お店作ったことがある(何もしないで放置)、ドロップシッピング大手の「リアルドロップシッピング」。知らなかったんですが、サービス停止してたんですね。

なんでだろうと思ったら、社長の鈴木秀則氏が薬事法違反(医薬品の販売目的貯蔵)容疑で2月1日に逮捕されたみたいです。


理由は、許可がないのにやせ薬と称した錠剤を販売目的で持っていたとか。「飲んで20分で脂肪1キロが蒸発する」などと宣伝していたそう。これはさすがに過大すぎる文言ですが、最近、薬事法、凄い厳しいです。コンプレックス商品は広告のワンフレーズで売上がかなり変わるので、業者もギリギリのところを攻めるのですが、結構連続でガサが入ったりしてます。

ちょっと話が逸れましたが会社データを調べてみるとこんな感じでした。

商号 株式会社リアル
商号(英文) Real Co., Ltd.
本社所在地 〒140-0002
東京都品川区東品川四丁目12番8号
品川シーサイドイーストタワー15階
物流センター 〒433-8118 静岡県浜松市中区高丘西四丁目8番1号
設立 2003年11月7日
代表者 代表取締役社長兼CEO 鈴木秀則
資本金 4億6525万円(2011年3月31日現在)
売上高 28億1,000万円(2011年3月期実績)
従業員数 36名(2011年3月現在)
主要株主 鈴木秀則(当社代表取締役社長兼CEO)
鈴木満恵(当社取締役CIO)
SBIインベストメント株式会社 他

36名で売上28億円か。かなり優秀な成績だな。

でも、ドロップシッピングって、そもそもビジネスモデルが怪しいんだよね。

概要はコチラ

ドロップシッピングとはネットショップで注文が入った時点で、それをメーカーや卸売り業者(以下、ベンダー)から直送させるネットショップの運営方法の一形態である。商品提供業者の卸値に自由に上乗せをして販売し、差額分がネットショップの利益となる。ネットショップは注文を受け次第、注文情報をベンダーに転送することで商品の発送を代行してもらうことができる。在庫を持たずに、商品に触ることなくネットショップを開くことができるほか、ベンダー側も販売業務の一部をネットショップ側に委託することができる。
引用:wiki

何が怪しいというと、お店を出す側は7,000円の商品を1,0000円で売ると3,000円利益が出る。実際は何もしないと、お店に誰も来ないので、リスティング広告等を打つことになる。例えば2,000円でリスティング広告(単価ではなくCVRベースのコストとして出してます)を出すと、1,000円の利益。こんな仕組み。

これって業者側が広告出したら結局一緒なんだよね。ドロップシッピング業者が2,000円の広告出したら利益8,000円になるからそっちのがお得。

キャッシュが少ないと広告出稿にお金を回せないから、お客さんにやらせるってロジックだと意味はあるけど、ある程度の売上があったら自分で出した方が早いし利益が出る。特に今回のリアルみたいな売上28億とかのレベルだと、ドロップシッピングにする意味がよくわかんない。

SEO対策とかの意味なのかなぁ。。なんなんだろ。

話またズレちゃったけど・・・売上28億もあった会社のサービスが、社長の薬事法逮捕くらいでサービス停止するもんかね?継続させるのが普通だと思うけど、なんか事情あるのかな。それとも、これ系の商品が売上のほとんどだったんだろうか。

なんにせよ少しビックリしました。もしもは業績どうなんだろ。

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