2012
05/14

六本木alife(エーライフ)社長逮捕!!そもそも風営法って何?の巻

先日、閉店すると発表した六本木alife(エーライフ)の運営会社社長、笠井克啓容疑者が逮捕されました。

 東京・六本木で飲食店の営業許可しかないのに、ナイトクラブとして客を踊らせたとして、警視庁生活安全特別捜査隊などは14日までに、風営法違反(無許可営業)容疑で、クラブ「エーライフ」運営会社社長の笠井克啓容疑者(52)=東京都世田谷区砧=ら2人を現行犯逮捕した。
同隊によると、2人は「客が踊っていた認識はない」と容疑を否認。エーライフは六本木で有数の大規模クラブで、1日平均700万~800万円の売り上げがあったという。(2012/05/14-11:54)
記事引用:時事ドットコム

閉店が決まっていたclubの経営者をあえて逮捕する。警察の本気度というか強引さが伺えます。alifeは苦し紛れの「ダンス禁止」で営業中(笑)これは苦しすぎる。酒とナンパしかなくなってしまった。みんな棒立ち?立食パーティー的な?笑

で、「そもそも風営法って何?」という人も多いんじゃないかな。今回とか「踊ったからダメ」みたいな謎なパターンだし。ちょっと説明してみる。

まずナイトクラブ(踊る)は「風俗営業許可」が必要。コンビニだろうが、なんだろうが躍らせたらダメみたいな感じ。で、ここがポイントなんだけどナイトクラブは午前0時~1時以降の営業が禁止されている。

でも、「そしたらclubと呼ばれているお店は基本的にNGじゃん」ってなるよね。これは「深夜酒類提供飲食店」として申請することで逃れてます。店側はあくまでお酒と場所(箱)を提供しているだけで、イベント自体は店とは別の主催者(イベントオーガナイザー)がやっているという構図。

実際、箱とは別でオーガナイザーがいる場合もあるし、店が直接やっちゃってるイベントもある。割合はどうなんだろう・・・半々くらいなのかなぁ。でもalifeは確かに店側が運営している風なイベント多いかも。

今回の件は結構インパクトあるから、他のclubもビビっちゃうんじゃないかな。治安は良くなって欲しいなと思いつつ、夜遊びしたいのも分かるし。難しいところだ。

現行の風営法だと、「終電まで踊って閉店」が正しいクラブ遊びかな。

政治家が「クラブは文化だ。若者の楽しみを奪ってはダメだ。特に犯罪もおこってないじゃないか」と、クラブ賛成側にまわることはありえないので、どんどん厳しくなりそう。クラブ遊びを知ってる政治家が過半数くらいになる時代じゃないと難しいな。たぶん。

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