アメイジング・スパイダーマンは映画の公開に併せて開設されたプロモーション用のアカウントで、役割としては多くの人に映画を知ってもらい劇場に足を運んでもらうことにあったと思われます。

アメイジング・スパイダーマンLINE公式アカウントは目新しさとLINEスタンプも提供したこともあり、113万人以上のフォロワーを獲得し映画の公開前も公開中も情報を発信しつづけました。

LINE 113万人、Facebook 1.4万人　Twitter 0.5万人

113万人という数字は、アメイジング・スパイダーマンのFacebookページのファンが約1万4,500人、Twitterのフォロワーが約5,300人ということを考えると信じられないような数字ということが分かると思います。
(引用：facenavi)

これ凄い。まさしく桁が違う。いかにLINEの勢いがあるかが分かりますね。ただ、LINEの勢いだけではなく、「スパイダーマンのスタンプが無料で貰える」と言ったインセンティブの強さでもあります。

皆がスパイダーマンの情報が欲しくてフォローしたのかといえばそうではないですねー。事実、僕はスタンプ欲しさに登録したのですが、その後アカウント自体はフォローを外しました。そのため、本記事のサムネイルがメールのスタンプ画面（笑）あ、ちなみにＬＩＮＥのお相手は美女ログの小沼瑞季氏。よろしくお願いします。

インセンティブ有の広告の場合、通常よりも継続率が著しく悪くなります。今回のLINEもそうでしょう。ただ、まずフォローして貰わないことには公式アカウントは話にならないのです。

仮にLINEプロモーションアカウントを、スタンプ目的でフォローし、半分がフォローを外した（辞めた）としても55万人。それでもfacecbookの約50倍です。充分すぎる数値ですね。

逆にfacebookやtwitterは価値ある特典を付けることができないため、LINEは「スタンプ」いう大きな武器があることで、１歩リードと言えるでしょう。

ちなみに公式アカウントの月額費用は月１５０万かかります。そのため、スパイダーマンも８月末でプロモーションを終了しました。そもそも、映画という短いスパンのプロモーションなので、どの道やめたかと思いますが、月額１５０万分の価値あるプロモーションが継続してできるかというか微妙なところですね。

なにはともあれ113万人。スタンプの拡散も含めると数百万人に「スパイダーマンの映画がやってることを知らせた」ことは間違いないでしょう。さすがです。