ドリコムが4月23日に、期通期業績予想の上方修正を発表。売上高84億9000万円（前回予想80億円）、営業利益4億7000万円（同1億円）、経常利益4億6000万円（同1億円）、当期純利益1億2000万円（同6000万円）としました。

正直言うと、下方修正するんじゃないかと思ってました。理由は多くのＳＡＰ（ソーシャルアプリプロバイダー）が市場の停滞や、開発費の高騰により苦戦し、赤字に転落しているからです。クルーズ等、一部の超ヒットタイトルが出ている会社以外は予想を下回るのではないかと。

ドリコムも僕の感覚値では、新規のヒットタイトルが出ていないと認識していたため、下方修正するのでは・・・という予想でした。

上記、2013年3月期第3四半期決算説明会資料です。通期の売上予想は元々80億。昨年度の3Qで既に売上20億を超え、4Qで24億に越えているにも関わらず、通期予想は80億。堅実ですねぇ・・・。

市場の停滞というか、「ビジネスはそんな簡単じゃない」というのを、経営陣の方々が理解していたのかもしれません。

僕の中では「陰陽師」のイメージがある、ドリコム。配信タイトルは下記の通りとなっています。

「ソード×ソード」とか懐かしいなぁ。

ランキングを調べてみると（ランキング資料SocialGameInfoから引用）4月20日のmixiゲームランキングの1位と14位にランクイン。

GREEの4月19日ランキングではiOS版とAndroid版には１本も入っておらず、フィーチャーフォン版には3本も入ってます。

海外タイトルの「Reign of Dragons」のアメリカランキングを調べてみると、

普通にヒットしてそう。無料ランキングの不自然な上昇（ブースト）もなさそうだし。

今後に関してはGREEのスマホでヒットさせられるかどうかと、mixi、海外での好調をキープできるかどうかかな。

mixiはmobageとの提携含めて、市場が急に変わる可能性あるので要チェックですね。

堅実な予想と、コツコツした実績。なんかドリコム好きになってきました。

伝え方が9割