2012
07/23

ツインテール協会のビジネスモデルについて考える

WEB上を中心として話題のツインテール協会。ただのストリートスナップとは異なり、非常にレベルの高いモデルを起用しており、ツインテール美少女がズラリと並ぶ癒し系サイト。

前記事でも紹介したが、
ツインテール協会
ねこガール
パジャコレ
ダンゴノコ
等、同系列のサイトが次々と登場しているため、ビジネスモデルについて考察する。

早速ですが「ツインテール協会」は赤字らしい。あのレベルの読モだと、ノーギャラは結構厳しいので、ギャラも発生するし、WEB構築も結構手間かかってる。どうやって運営していくんだとう・・・と疑問に思っていました。

少し検索してみると個人運営としての位置づけ(会長がアパレルブランド社長なので、そこのプロモーションとして経費活用かと思ってた)なため、全部個人持ち出しで赤字とのこと。

会長個人の趣味でやっている“俺得”なサイトなので、交通費や撮影費はすべて自腹。そのため協会の収益は「大赤字」だが、今後はオリジナルグッズや写真集の販売などで黒字化を目指す。(参考記事:ねとらぼ

1)ターゲット層は男

これは言い切ることはできないと思うが、僕が見る限りターゲット層は男である。撮影形式が「アイドル風」であり、「ファッションを重点にしている撮り方」とは異なるため、女性よりも、男性が好む写真が多い。

twitter等、女性のフォロワーも多いが、ファッションスナップとして見ているというよりは、読モに憧れて見ているユーザーが多いように見受けられる。

2)PVが少なく広告収入での運営は厳しい

撮影の手間(カメラマン、アシスタント費用)やモデルのギャラ、サイト構築費を考慮すると、
広告収入で運営するにはかなりのPV数がいる。

ツインテール協会のtwitterフォロワーは数千人しかいないため、HPのアクセス数もたいしてないと思われる。感ですが、1日1,000PV無いんじゃないかなぁ・・・。

PVを増やすには更新数がかなり必要であるが、ツインテール協会に関しては、高レベルのモデルに絞り、尚且つスタジオを抑えての撮影等も行っているため、掲載数がどうしても限られてくる。

ストリートスナップサイトのように、1日1人掲載する、毎日更新が難しいため、アクセス数を安定して増やすことは、なかなか難しいのではないかと思われる。

美女暦のように1日1人のカレンダー形式なら毎日アクセスのリピートユーザーを獲得できれば、それなりのアクセス数になると思います。

どちらにせよ、現状の展開でWEB上の広告収益でリクープするのは厳しいかと思います。

3)コンテンツ(権利物)として売り出す

収益として、1番可能性がありそうなのはコンテンツを幅広く有料で展開すること。写真集を出す予定があるとのことですが、コンテンツとして評価されるのであれば、写真集売上で利益を得ることができます。

ただ、写真集が売れるかどうかといえば、かなり微妙なところであり、元は取れるのでしょうか。僕自身、出版系の収益構造に詳しくないため、不明点が多いですが、1番知名度の高いツインテール協会が売れなければ、他のコンテンツは売れないでしょう。

また、純粋にツインテール協会としてのコンテンツを販売するのではなく、プロモーションとして、何かの企業とタイアップを行い、費用を貰うというのが1番角度が高いと思います。

例えば「カンバン娘」というサイトは現在、ウコンの力とタイアップを行っています。それ以前はHISとタイアップを行っておりました。

ナニカに特化したコンテンツは、プロモーション用コンテンツとしての魅力があるため、大企業からのタイアップ依頼が来る場合があります。「別途撮影」か「既存コンテンツの再利用か」にもよりますが、大企業とのタイアップが取れれば、1回数百万の収益にはなると思います。

4)グッズ販売

上記と同じではあるのですが、ツインテール協会はTシャツ等のグッズを販売しています。デザイン的に「これを着て街は歩けないんじゃ・・・」と思わなくもないのですが、買う人いるのでしょうか?本業がアパレル会社なので、もっとオシャレな感じにすれば良いのに・・と影ながら思っています。

最初は「オマケ程度で販売してるんだろうな」と思っていたのですが、なんとアドセンスで広告を出稿していました。

広告を出稿しているということは「それなりにマジ」ということなので、グッズを売っていく気はあるのだと思います。 。グッズ売るには、素敵なアイデアと、相当のブランド力がいると思うので、もうちょっと知名度上げないと厳しいかと思いますけどね。

今回に関してはアパレル会社の社長さんがやられているので、自身のオシャレブランドとうまくタイアップすればおもしろいかと思います。

 

 

さて、上記のことから、なんとか収益を上げるには、タイアップ広告を取ってくるのが1番です。ツインテール協会に関してはヘアアクセサリーや化粧品会社、ツインテールが好きそうな二次元系のアニメやゲームとかですかね。アパレルブランドもいけるかな。ただ、個人で取ってくるには難易度が高く、やっぱり簡単なビジネスではないな・・・と思います。

ネタ的には面白いんですけどね。継続を考えると難易度が格段にUPしますね。

人気記事

    None Found

経済ログ最新記事


Warning: array_slice() expects parameter 1 to be array, null given in /home/users/2/lolipop.jp-964f40ad7b48918/web/wp-content/themes/twentyeleven/content-single.php on line 175
  • No items

コメント

comments