稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方
どこかのブログで書評が載っていた「稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方」という本を最近読みました。野呂エイシロウさんという、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「鉄腕!DASH」「奇跡体験!アンビリバボー」を手掛けた放送作家の方が書かれた本。
有名であれば、それだけで相手に安心感を与え、選んで貰える確率が高くなります。つまり、稼ぎたければ、「技術」を磨くより先に、「自分自身」を売り出してしまったほうが得策なのです。
という、今だと若干ネオヒルズ風なイメージが思い浮かびそうな気がしなくもない内容。
でも言っていることは正しくて、
①人は有名なものが大好き
「この新鮮な野菜は私がつくりました」
「私が一つひとつ手作りしたアクセサリーです」
↓
池上彰さんのニュース解説
村上春樹の新刊
スピルバーグの新作
すきばやし二郎の握った鮨
まぁ、そうだよね。特に村上春樹さんの本はいつも発売と同時に爆発的に売れます。みんな、内容を知らずに並んで買っています。「村上春樹の本だから」というだけで。も、正しいでしょう。でも実力が伴って有名になった方々だし、名前だけで買って貰っても、実力がついてこなかったら離れていっちゃうだろうけど。
②立派な肩書とは専門性である
×「なんでもできます」
×「資格持ってます」
↓
例えば美容師さんであれば・・・
「僕は原宿のカリスマ美容師からカット技術を仕込まれました!」
「私はカラーリングセンスには自信があります」
「縮毛強制について勉強を重ねてきました!」
という、「何でも屋」のニーズはなく、大事なのは「専門性」というお話。
これは確かにそうだと思います。ブログでもそうで、SEOのPVだけを狙っている「食べた物」とか、「芸能ニュース」とか、「IT系」とかなんでも書いちゃうブログだと、仕事は来ないだろうけど、ソーシャルゲームに特化した内容だと、ソーシャルゲームの仕事が来る。
ちょっと広い範囲でも捉えると、「パズドラ」とか「ポケモン」みたいに万人受けのゲームを狙って創ろうとすると失敗すろ可能性が高く、最初は明確なターゲット層に向けて作って、噂が広まって最終的に万人受けになる方が現実味ある。
まぁ、専門性は大事ですね。
③借金してでも中古のベンツを買え
1つ上のランクの人達と同じような身なりをしろと。ジーパンにトレーナーだと明らかに新人で、信頼感が得られない。
そうだなぁとも思うし、あんまり派手な恰好してもなぁとも思う。ただ、野呂さんは「無理しすぎるのもおかしい、2割増し程度で」とおっしゃっているので、まぁそれくらいなら有りな気はする。
④SNSの写真にこだわる
ピースサインは軽くみられるしビジネスには不向きなのでNG
カップラーメンやコンビニ弁当を載せるのはNG
赤い顔して友人と呑んでいるような写真もNG
別に 良いんじゃないかとも思うし、確かにチャラいし、ショボくなっちゃうので理解もできる。売れっ子クリエイターさんとかは確かにオシャレなイメージを維持するために載せてないような気もする。
⑤ブログの更新頻度は一日一回
購読している新聞が一日に四回も五回も来たら鬱陶しく感じるはずです。一日一回がもっとも楽しく、ありがたく読める頻度と心得ましょう。
うん。これは正しい気がする。Feedlyチェックするのも1日1回くらいが調度良いし。おもしろいブログは毎日更新されていて欲しい。僕も更新頑張ろう。最近本業が忙しくて・・・。
⑥自分を守るいざというときの「炎上管理術」
有名になるって、いいことばかりじゃありませんよ
有名になることはパワーを持つこと
これはそうだろうなぁ。表に出たくない人も多そう。
と、大項目じゃない物もピックアップしましたが、パッと見「見栄えだけでなんとかする」ような内容に見えますが、「見栄えだけじゃ意味ない」ということも理解して書かれたバランスの取れた本だと思いました。
ブログ運営のことも書いてあったので、ブログ書きたい人とかは読んで見ると良いかもしれません。ネオヒルズ的な本では無いのでご安心を(笑)
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