2013
09/06

クラウドソーシングの本質について考える。行きつく先は受託やクリエイターネットワーク?

何かと話題のクラウドソーシング。複数社がサービスをリリースしております。

具体的には

等があります。他にももっとあるでしょう。

で、「どこが良いのか」の点ですが、僕が「発注側」として考えると、「良い物を納品してくれるプラットフォーム」が良いです。

先日「designclueのロゴがカッコ良い」と紹介しましたが、実績(過去案件)を見て、「ロゴのデザインだったらdesignclueが1番良い物あがってきそうだな」と思えば、designclueに発注(募集)します。

「クラウドソーシングでどのプラットフォームの機能が使いやすいか」等は発注のうちの1割程度の要素で、9割は「良い物を納品して欲しい」という視点だと思います。プラットフォームではなく、その先にいる人の質です。もちろんロゴ等のコンペ形式の場合、応募数が多ければ良い物が上がってくる可能性が上がるので、規模(量)も大事ですが。

そう考えると「いかに良い受注者(クリエイター、エンジニア等)を囲い込めるかがポイン」になると思います。僕だったらフリーランスの「良い」クリエイターやエンジニアを囲いにかかるでしょう。待ってるだけじゃなくて、リクルーティングを行います。そして、評価の低いクリエイター、エンジニアをブラックリスト化して除外していくと思います。

ここでいう「評価の低いクリエイター、エンジニア」は「質が悪い」ということではなくて、10万円で10万円分のクオリティを出すクリエイターは需要があるのでそれはそれで良いですし、100万円で100万円分のクオリティを出すクリエイターも当然価値があります。

問題は「100万円で受けて10万円のクオリティで納品するクリエイター」で、そういった方はいらないです。発注者が満足しないので、そのプラットフォームに再度発注してくれなくなってしまいます。

プラットフォームのように見えて、実際は受託的な要素も大きく、信頼を得るのには重要なことです。

そういった意味ではdesignclueの海外のクリエイターからも募るというのは、クオリティ面でもコスト面でも良い戦略な気がしています。発注者側の費用対効果を高めるという点で。

と、まぁそんなことを考えると正社員の1人もいない受託企業か、ディレクションは行いつつもクリエイターを囲い込むクリポスMUGENUPのようなポジションに着地する可能性は出てきそうです。

今回は完全に発注側目線で見ているので、受注側(クリエイター、エンジニア)視点でも色々考えてみようかと思います。

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