2010年4月1日に、DeNAとNTTドコモとの共同出資（DeNA70%、ドコモ30%）で設立された株式会社エブリスタ。開始当初、電車内広告等、大量にプロモーションをしていて「無理だろ・・・」と当時思っていた記憶があります。

あれから約３年が経ちましたが、なんと売上20億円、営業利益10億円の好決算。

（引用元：官報）

利益剰余金が4.1億円なので、今回初めて黒字化したのかな。エブリスタさんおめでとうございます。営業利益率50％か。素晴らしい。

「E★エブリスタ」は基本的に利用料は無料で読み放題で、有名作家・有名人の作品はとして月額210円（消費税込）のコースに入る必要があります。ただ、有料コースは、対応キャリアがドコモだけみたい。ドコモが出資してるから当たり前か。

有料コースの他にも、大ヒットタイトル「王様ゲーム」を生み出しているのと、いくつかソーシャルゲームを出している（人気書籍タイトルをゲーム化）。

収益の柱は「月額コース」、「小説orコミック制作による権利ビジネス」、「ソーシャルゲーム」のどれなんだろう。うまく分散されていたらかなり強そうだ。

企業HPによると社員14名。１人あたりの売上１億円以上か。資本金は16億円とかなり多かったけど、社員数少なくて、しっかり黒字にしてくるところは好感が持てます。DeNAはやっぱり結構強そうだ。

不格好経営―チームDeNAの挑戦