KLabは17日、ソーシャルゲームの企画・開発をおこなうPikkleの全株式（1,925株）を総額１億7,500万円で取得・完全子会社化をおこなった。
（引用：Venture Now）

ソーシャルゲーム業界の再編が超激しい。

• サイバーエージェント⇒アールフォース・エンターテインメント買収
• gumi⇒コントロールプラス買収
• ドリコムは⇒Snout Sdn.Bhd.(クアラルンプール)買収

GREE & DeNAを中心にスパークしてるソーシャルゲーム業界。
ただ、急成長して１～２年たった今日この頃、勝ち組と厳しい組が目に見えて別れてきました。
今回のPIKKLEも直近の業績は、
売上高5,600万円
営業利益△5,400万円
経常利益△5,500万円
当期純利益5,700万円
と、決して順調とは言えない状況。
ってか、かなり厳しいな。

売手（子会社化前の株主構成）は
ディビット・コリエ（代表）51.9％
ミクシィ 20.0％
アント・リード・グローバル投資事業有限責任組合 10.4％
アント・リード２号投資事業有限責任組合 5.2％
IVP Incubator，LP 5.2％
サイバーエージェント 5.2％
セプテーニ・アライアンス・ファンド 2.1％

ミクシィは2009年に「mixiファンド」から１億3,999万円の資金（上記20%分）を出してるのに撤退。

KLab、エイチーム等の上場する好調の会社が不調の会社を買収する構図が明確になってきています。
特に開発者の採用競争が激しく、会社というよりは「開発者丸ごと獲得するために会社ごと買ってしまえ」といった状況だと思われる。

gloopsやgumiも年内に上場すると思われるので、どんどん買収していくでしょうね。
イケイケなソーシャルゲーム業界も淘汰の時期になって寂しいですが、連合として地盤を固めて、世界で活躍して欲しい物です。