2013
01/08

「JKからの年賀状」を展開してみて分かったこと

さて、先月21日にリリースした「JKからの年賀状」という、女子高生から手書きの年賀状が届くサービス。ご購入者の方のお手元に「年賀状」が届いた頃だと思いますので、結果報告をしたいと思います。

売れた数:5枚
売上:6,000円
費用 :6,000円
利益:0円
アクセス数:1万PV

こんな感じの結果でした。

正直、どのくらい売れるのか全く読めなかったのですが、まぁこんなもんかな・・・って気もします。ちょっと考察を。

1.JKはコンテンツになる

今回、プリクラ画像こそ出しているものの、読モでも、ブログ書いているわけでもない、一般のJKを利用しました。当初、読者モデルでいこうか悩んだのですが、なんとなく「JK」の方が人気ありそうと思い、JKを使いました。

売れた枚数は6枚と、多いとは言えない数ではありましたが、「1枚1,200円の価値を見出す方がいる」 という意味では良い勉強になりました。

また、今回はJK個人にフォーカスしていないことから、「JK」は世の中に大勢おり、大量確保可能なコンテンツということになります。(当然、ルックス的なかわいさの担保は必要かと思いますが)

2.在庫0。完全受注清算で無限に生産可能

当然ながら、「JKからの年賀状」は印刷を一切使っておらず、1つ1つJKが手書きで書いております。

上記、実際の年賀状。「絵が下手くそすぎるじゃねーか」「なんかJKっぽいオーラが出てない」等の突っ込みはありそうですが、ガチなため、こうなってしまいました(笑)絵の柄は同じですが、1個ずつ手書きで書いております。

少し話が反れましたが、完全歩合制でJKにギャラを支払っているため、在庫を抱えることはありません。大量に受注が見込めるようであれば、なんとかしてJKを大勢引っ張ってくれば良いだけなので、大量生産も可能です。

リスクの少ない、効果的なビジネスモデルだと思います。

3.JKはギャラが安い

今でこそ、「JKリフレ」等の高時給バイトが出てきてしまいましたが、基本的に女子高生はお金がありません。コンビニや飲食店のバイト等、時給800~1,000円程度が相場だと思いますので、同じ価格帯で手伝って貰うことが可能だと思います。

「JK」という価値があって、低時給で雇える。まぁビジネスチャンスですよね。世間的な批判も多そうですが。

ちなみに、当初1通あたり500円渡す予定でしたが、売れた枚数が少なかったため、1通あたり1,000円渡しました。僕はお店作ったり、売上管理したりと若干稼働しているのに1円も儲かっていないのですが、まぁ遊びなので良いかなと。

4.年賀状以外も展開が可能

今回は訴求しやすい「年賀状」をチョイスしましたが、
・JKからのお手紙
・JKからの目覚まし時計
・JKからのお弁当
・JKからの寄せ書き
・JKからのビデオレター
などなど、展開しようと思えばたくさん思い浮かびます。

個人的には「寄せ書き」とかおもしろそうだし、「手紙」とかは文通形式(返事が書ける)で「都度課金」 とかにしたらビジネスになりうるかもしれません。

「JKからの」というネーミングも個人的に気に入っています。

5.あまりバズらなかった

今回、5枚しか売れなかった要因として大きいのが、思っていたよりサービスがバズりませんでした。僕のブログのパワーには限界を感じていたので、ねとらぼさん等、どっかのメディアが取り上げてくれるんじゃないかと思っていたのですが、ダメでした。

問い合わせフォームから「良かったら取り上げてください」と連絡したのですが、華麗にスルーされました(汗)

【朗報】JKがお前らのために年賀状を書いてくれるぞ!!

2ちゃんねるにはスレッドが立ったのですが、すぐ落ちてしまい、まとめサイトに取り上げられることもなく、終わってしまいました。

ここでもっとバズっていたらもう少し売れたかと思います。ネタがちょっと弱かったかなぁ・・・。

6.他人生産はちょっとめんどくさい

「完全受注生産で大量生産可能」をメリットと紹介しましたが、あくまで「自分」は生産できません。

流れ的には
売れる→俺がJKに白紙の年賀状を渡す&名前を教える→JKが書いたら俺に渡しに来る→俺が住所を記載し発送→システムの発送ボタン押す

といった仕組みをとりました。そう。2回もJKに会わないといけない。大量に売れてる場合は良いのですが、少量だと結構めんどくさい(笑)

途中から、「年賀状自分で買って、書いたら渡してくれ」と、1段階省きましたが、会える日を調整するのがちょっとめんどくさかったです。年末年始だからという点もありましたが。

7.JKの扱いはややめんどくさい

ここからは人間関係のお話になりますが、複数人入ると色々めんどくさいことがあります。例え少額でもお客様から代金を頂いている以上、しっかりと商品を届けないといけません。しかし、自分1人では完結できないので、JKとの関係を大事にしないといけないのです。

俺が悪いのですが、美女ログの読モも今回のJKもかなり「なぁなぁ」な感じでやってます。仕事というよりは友達です。そして、JKは仕事に対する意識がかなり薄いので、ヘラヘラしています(笑)

詳細書こうかと思ったのですが、書いてたら俺がチャラチャラしているように見えなくもないので断念しました・・・まぁ、めんどくさいこともあるということです。

8.THE BASEは非常に使いやすい

今回、THE BASEという無料のネットショップ作成ツールを利用しましたが、非常に簡単でした。レイアウト等は、もうちょっとカスタマイズできた方が嬉しいな・・・とも思いますが、全て無料でクレジットカード決済が可能であれば、贅沢は言えません。

受注の度にメールでお知らせしてくれますし、少量であれば宛名の管理も大変ではありません。本格的にショップ運営(毎月500個発送)を検討する場合は、他のCMSの方が良いと思いますが、トライアルで出してみる分には最適だと思います。

自分で用意しようとすると、ドメイン取って、サーバー借りて、PayPal(ペイパル)実装して・・・と結構めんどくさいですからね。

9.「JKからの~」はビジネスとして成り立つか

さて、今回5個しか売れませんでしたが、これだけでやっていけるのかという点。1万PVで5点売れたので、CVRは0.05%と全く良くありません。ただ、きっとCTR(ここでいうと拡散率)は悪くないような気もします。

僕のブログでしかプロモーションをしないで1万PVです。僕のブログはデイリーだと3,000PV程度なので、3,000PVで拡散を加えて1万になったということです。(連日見に来る人がいるので正確にはちょっと違うのですが)

何が言いたいのかというと、広告費を使ってレバレッジをかければもっと売れるかも知れないということです。JKに払うギャラが500円なので、粗利は700円。仮に500円広告費を使って1枚売れるようであれば200円利益が出ます。無理ではなさそうですよね。

実際、利益200円だと100枚売れても2万円でやる気が出ないので、商品単価を2,000円にして、広告費を800円に押し上げて粗利を500円に。って感じでしょうか。とまぁ、常日頃僕はそんなことを考えて遊んでいます。

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色々めんどくさいこともありましたが、凄い楽しかったです。得られるものも多かった。また、何か思いついたらやろうかと思います。

6,000円でテレビゲーム買うより、僕はこっちの方が楽しいんですよね(笑)

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