携帯のバナー広告の偶然のもしくは不正なクリック数はここ一年で僅かながら減少しているものの、携帯広告のクリック数の4割が無駄なクリックであることが判明し、クリック数に対して広告料を支払う広告主に対して多少無駄な投資になっているということが新しい研究で明らかになった。

この調査は独ベルリンの携帯アプリマーケティング会社によって行われ、600万台の携帯電話を対象に携帯広告ネットワークの大手10社について行われた。

調査は6月に行われ、22パーセントのクリックが誤ったクリックによるもの、18パーセントは不正クリックによるものだったことが明らかになった。
（引用元：IRORIO）

スマホの誤広告クリックは僕自身かなり多い。

• スクロールしようとして、広告をクリックしてしまう
• スマホの動きが遅く、スクロールが終わる前に任意のリンクをクリックしたら、外れて広告をクリックしてしまう

の２種類が多い気がする。

そして、この誤クリックを狙った広告設置をしている運営者も多いように思える。広告効果を出すためにファーストビューへの設置は当然なのだが、記事の１番上にバカでかいサイズの広告って、結構ヒドイ気はする。。

やっかいなのは、クリックばかりでＣＶＲ（コンバージョン：入会率や購入率）が低ければ、出稿者が広告単価を下げてくるのですが、運営者側としては１度上部に設置して、効果が上がった場合は、これ以上下がるのは嫌で、外せなくなるので、継続して設置したままな気がする。

悪循環で、ユーザーにとっては微妙ですな。。

(photo credit: kaneda99 via photo pin cc)