コロプラの決算。

表現がおもしろくて、右上に「私たちもびっくり！という結果でした」って書いてある（笑）

びっくりするだけあってマジで順調です。通期で売上167億円、営業利益57億円。素晴らしい。

一気に飛んで来期（今期）の予想ですが、売上336億円、営業利益120億円。営利で120億ですよ。すごい。利益率高い。

話を元に戻して、元々好決算だったものが、更によくなった要因はテレビCMを開始した「魔法使いと黒猫のウィズ」の大ヒットが１番大きいです。リリースしたばかりの「蒼の三国志」も既に月商１億を突破しているとのことで、プロ野球PRIDE含めてランキング上位に入っている数が多い。ヒット率も高い。

そんな中、「シャドウヘイズ」「空隙のトライレギオン」が不調との記載もあり、「コロプラでも外すんだ・・・」と、少し勇気を与えてくれます。

黒猫にドライブをかけたのは上記グラフを見て分かる通り、明らかにテレビCM効果。この伸びはマジで凄い。ちなみにガンホーのパズドラも、テレビCMでドライブがかかりました。

今、ネットサービス系でテレビCMが今一度注目されているような気がします。とはいえ、パズドラも黒猫も「女性も囲えそうなサービス」という、マス向けの印象。「チェインクロニクル」、「ブレイブフロンティア」「ドラゴンポーカー」あたりがテレビCM売ったらどうなるのかはちょっと興味ある。LINEゲームのCMはスグ終わっちゃった気がするけど、効果悪かったのかな。

「神撃のバハムート」「ドラゴンコレクション」「神獄のヴァルハラゲート」等、男性よりのRPG系もCMやっていたけど、効果どうだったのだろう。ドリランドは間違いなく良かったよな。

初速の勢いを維持できれば「蒼の三国志」もテレビCM打ってきそうな雰囲気。更に新作（マネタイズタイトル）を６本も開発中とのことで、主力系のラインも増えてきたっぽい。やばい。このままでは突き抜けられてしまう・・・。

社員数300人しかいないのに、よくそんなハイペースで作れるな。

KPIを見てみると、四半期でUUが234万。黒猫が9月末時点でで700万DLだから、結構残ってるんじゃないかな。（※僕が説明するのも変だけど、コロプラのQAUはDLして7日以上経過して、更にアクセスしたユーザーです）

で、まぁCMの効果ですが、8月から実施していて、該当の4Qは4.7億円の広告宣伝費。9月までのダウンロード数の伸びが350万件なのでCPIにすると134円！これはヤバい。

しかも10月以降もどんどんダウンロードされているし、ひょっとするとCPI100円切るかも。

ダウンロード数の出どころは公式サイトね。CM開始時に350万DLキャンペーンやっていて、決算〆の9月末までに350万増の700万DL達成。今月はそこから更に400万DL上乗せして1,100万DLを達成している。

アプリもそうだし、テレビCM戦略も含めて、ガンホーを本当に良く参考にして上手く乗ったなあぁという感じ。（皮肉の意味ではない）

気になる今後の戦略が、売上ランキングの「面」を獲りに来ているし、広告の主軸をTVCMにしようとしているし、リアルグラフも取りにきそうだし、何かこのまま行かせてしまうとマズい感が・・・（同業として）。

僕も頑張ろう。

コロプラさんおめでとうございます。