2013
09/14

急伸は無いがしっかりと利益を出してくるATEAM(エイチーム)の決算。海外狙いの面影も。

ATEAM(エイチーム)の決算。エイチームはゲーム(エンタメ)とライフサポート系に分かれているのですが、今回はゲームだけ見ます。

うーん。表現が難しいけど、堅実といった感じでしょうか。売上もそこまで伸びておらず、絶好調とは言えないもののしっかりと営利を出しております

トピックとして、「ダークサマナー好調」と、「ダービーインパクト貢献」とのこと。

ダービーインパクトの順位は確かに安定しているのですが、50位前後なんですよね。30位以内に入ることも無い。(リリース当初、数回10位以内には入っていた気がします)

気になるのは「この順位でどの程度の利益が出せるか」でしょうか。批判しているわけではなく、このくらいの順位でも、そこそこの売上が立ちます。ただ、人数をかけすぎてたり、追加コンテンツやプロモーション費用が高かったりすると、採算が合いにくい企業もあるでしょう。

ダービーインパクトはコンシューマー用かと思うクオリティなので、開発費も結構かかったのではないかと思います。逆に運用費は「美麗カード追加」のような高い外注費が必要なく、そんなにかからないような気もします。JRAへのライセンス料もあると思うし、どうなんでしょ。(個人のプレイヤーとしてはハチミツのロジックが課金ゲー臭しすぎて、離脱してしまいました。ちなみに馬はジャングルポケットが好きです。)

何が言いたいのかというと、10位以内に入るアプリを各社連発できるハズもなく、30~50位くらいのツーベースを確実に打てて、利益を出せるかが重要になってくる気もします。

先日リリースした、レギンウォーはビジュアル的に海外狙いだと思いますし、初速悪かったので「国内は厳しいかな・・・」と思ったのですが、じわじわ上がってきてますね。

中長期と、多少眺めの展望ですが、「全世界で月商10億のアプリ、しかも海外売上比率50%以上を目指している」とのことなので、かなり世界を視野に入れたビジョンなのが分かります。

人数の増加は1年で(エンタメ部門のみ)60人近く。多すぎず、少なすぎず・・・やはり堅実といった感じ。僕はこういった決算の会社、結構好きです。ちなみに現在の時価総額は現在約270億円。

こちら日本のランキング。

こちら海外。

中ヒットのランニングコストが気になって、少し古い有価証券報告書からの給与引っ張ってきた。平均年齢28歳で平均給与468万か。高すぎないところは良いなー。関西圏の会社なのでやっぱり東京より安いとかあるのだろうか。

でわ。

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