2013
05/10

LINEの売上は四半期で58億円 収益性が伴えば上場の可能性も

LINE株式会社がLINE事業による業績を自社サイトで発表。凄いですね。分社化したら、非上場なのにこんなに説明してくれるのか。

2013年1-3月期の売上は58.2億円で、前四半期比約92%増と引き続き急成長中。

売上内訳は「ゲーム課金(売上構成比:約50%)、スタンプ課金(同:約30%)、公式アカウント・スポンサードスタンプ等(20%)」となっており、地域別売上は、日本が約80%を占める。

月間20億か・・・。パズドラの月商120億の売上を見るとショボく見えてくるから不思議(笑)

で、収益の開示は無し。分社化前のNHN Japanの官報(第13期決算公告(2012年12月期))では

  • 利益剰余金-53.48億円
  • 売上259.04億
  • 営業損失7.07億
  • 経常損失4.79億
  • 当期純損失19.14億円

ってな感じでした。そろそろ単黒にはなるだろうけど、累損一掃はもう少し先なのかな。LINE(単体のサービス)へのこれまでの投資額いくらなのか興味ある。インフラとかどうなってんだろ。

上記の規模で営業赤字なので、結構な額を先行投資していると思われる。肝になってくる資本力ですが、同じく官報から持ってくると

  • 資本金125.96億円
  • 資本剰余金126.61億円

と、ビックリするくらいの資本力。昨年、韓国親会社のNHNコーポレーションを引受先とした第三者割当増資(150億)を行っているのです。
※ちょっと自信がなくて、なんか間違ってたら教えてください

もう、この金額を見るとNHN Japan(旧社名)と、いくらJapanが入っていても韓国企業のサービスですな。当たり前か。

また、NHKの記事から森川社長のインタビューを引用すると、

LINEの森川亮社長は9日、東京都内で行った講演で、「今はまだ収益性が伴っていないが、将来的にはIPO=株式の公開を行う可能性がある」と述べ、今後、事業が成長すれば、株式の上場を目指す考えを初めて示しました。

と、上場可能性を含ませる。もし、上場したらかなりの値段つくだろうなぁ・・・。mixiみたいに失速しなきゃ良いけど。

マネタイズの内訳も「ゲーム課金(売上構成比:約50%)、スタンプ課金(同:約30%)、公式アカウント・スポンサードスタンプ等(20%)」と、凄いバランス良いですね。どれがコケても大丈夫。

僕は「リアルグラフからゲームへのマネタイズは厳しい(ゲームはバーチャルグラフが適している)」と予想していたのに、リアルグラフに最適なゲームを取り揃えて、しっかりとマネタイズしてきました。

そもそもLINE(無料通話&グループチャット)を流行らせただけでも凄いしなぁ。LINEの戦略チーム(全体の画を描いている人)と、その超難易度高い戦略を実現させる実行チーム尊敬します。本当に「無理だ」と思うことをやってしまう。

ゲームのトップセールスランキングからLINE系抜き出してみると、上位独占っぷりが分かり易い。この上位独占アプリを全部足しても抜けないという、パズドラの異常っぷりは認識しいないとな(本当にあれが生まれる確率は低い)。あ、LINEの話してたのにガンホーを褒めてしまった。

アイコン並べてみるとこんな感じ。

いっぱいあるなぁ。(全部AppDBから引用)

 

 

いっぱいあるんだよ本当に・・・・。

 

 

 

いろんな種類がさ。

 

 

 

 

昔からあるやつとか。

 

 

 

おっと。それをLINE株式会社に持ってきたか(笑)

人気記事

    None Found

経済ログ最新記事


Warning: array_slice() expects parameter 1 to be array, null given in /home/users/2/lolipop.jp-964f40ad7b48918/web/wp-content/themes/twentyeleven/content-single.php on line 175
  • No items

コメント

comments