2012
03/31

自分が自分を好きでいるためにやるべきこと

中学生の頃から「普通のサラリーマンにはなりたくない」と思っていた。

スーツを着て電車に乗って通勤する。
部長とか課長とかいう役職があって、なんか地味。
それが漠然とした「普通のサラリーマン」のイメージ。

28歳の今、どうなったのか。

職種は憧れていた企画職。
スーツなんか1年に1回も着ない私服通勤。
企画した事業も採用されちゃって、何万人もの人が自分の作ったサービスを使っている。
取引先も全部自分が発注側で、ペコペコすることなんて1つもない。
かわいいアシスタントもついてくれる。
待遇も良く、家は駅徒歩1分のデザイナーズマンションで高層階。
(と言っても1Kだしそんな凄くないけど)

これが俺の現在。
結構良いじゃん。頑張ってるじゃん。
それが率直な感想。

「このままでいっかなー」って少し思ってるのが本音。
数年前は「絶対に起業する」って言ってたのに。

最近の言い訳は

「今みたいな大きい会社だと、豊富な人材と資金力で自分の企画したサービスで業界1位を狙える。起業して資金力がないとどうしてもキャッシュフローを優先するから、シェアNo.1とかじゃなくていかに短期間で利益を出す方に舵を切る。そう考えるとどっちが正しいかよくわかんない」

うん。間違ってない。
全然間違ってないけど心のどっかに「逃げ」がある。

自分で反論だってできる。

「この程度の新規市場だと、半分のシェアとっても年間10億の売上にも満たない。そうすると大きい会社は人件費や管理費が高いから、利益が出にくく参入が難しい。でも小さいベンチャー企業だったら可能性もあるし、収支±0には持っていけるから参入すべきだ。」

言い方次第。
現状に満足して、失うのが恐くて今を正当化してる部分もあるんじゃないかって思う。
残念だけど自分の嫌いな「普通のサラリーマン」に少し近づいてる。

でもね、別に全財産を突っ込んで起業しなくったって俺は良いと思うんだ。
なんかしらアクション起こして、ちょっとずつ前に進めればそれで良い。
今の仕事やりながら空いた時間で頑張れば良いんだよ。

「俺なんか仕掛けてんな」

「俺ちょっとカッコ良いかも」

「俺ふつうのサラリーマンじゃないぞ。ふふふ」

って思えたら。

ひとまずは1年間、自分の得意なWEBで「個」としてアクションを起こします。
○○株式会社の俺じゃなく「俺」として。

自分が自分を好きでいるために。

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